伯桜鵬「焦ってしまった」幕下15枚目格付け出し対決で阿武剋に完敗 幕下での黒星は自身初

2024年01月18日 15:14

相撲

伯桜鵬「焦ってしまった」幕下15枚目格付け出し対決で阿武剋に完敗 幕下での黒星は自身初
<大相撲初場所5日目>阿武剋(中央右)に寄り倒しで敗れた伯桜鵬(同左)(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 【大相撲初場所5日目 ( 2024年1月18日    東京・両国国技館 )】 西幕下5枚目の元幕内・伯桜鵬(20=宮城野部屋)が阿武剋(23=阿武松部屋)に敗れて2勝1敗となった。
 立ち合い鋭く当たって押し込んで先手を取ったが、残されて両上手を引かれるともろ差しの窮屈な体勢に。土俵際粘って右へうっちゃろうとするも及ばず、寄り倒しで敗れた。左肩手術から3場所ぶりに復帰した場所で初黒星。幕下15枚目格付け出しデビューだった昨年初場所は7戦全勝で1場所通過していたため、初めて喫した幕下での黒星となった。

 相手の阿武剋も同じく幕下15枚目格付け出しで先場所初土俵を踏んでおり、22年の実業団横綱の伯桜鵬に対して阿武剋は同年の学生横綱。実力者にうまく攻められ「まわしは取られたくなかった。左(上手)を取られたところですね」と敗因を分析した。

 2勝目を挙げた前日の取組後に「今までにないぐらい緊張している」と話していた“令和の怪物”。この日も「焦ってしまった。緊張は多少あります」と土俵に臨む心境を明かし「自信持つしかないです」と乗り越えていくことを誓った。

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