【競泳】入江陵介 最優秀選手の賞金獲得に照準「エスプレッソマシン欲しい」北島康介杯前日会見

2024年01月18日 15:43

水泳

【競泳】入江陵介 最優秀選手の賞金獲得に照準「エスプレッソマシン欲しい」北島康介杯前日会見
競泳北島康介杯会見左から今井、本多、大橋、入江、北島大会会長 Photo By スポニチ
 アテネ、北京五輪の競泳で2大会連続金メダルを獲得した北島康介氏(41)の功績を称えて15年から始まった「KOSUKE KITAJIMA CUP」は19日から3日間、東京都江東区の東京アクアティクスセンターで開催される。
 18日には試合会場で前日記者会見が行われ、北島康介大会会長、入江陵介(33=イトマン東進)、大橋悠依(28=イトマン東進)、本多灯(22=イトマン東京)、今井月(23=バローHD)が出席した。パリ五輪を目指す選手たちは3月の代表選考会に向けて、仕上がり具合を確認する大会となる。

 日本競泳初の5大会連続五輪出場を狙う男子背泳ぎの入江は「久しぶりのレースで良い緊張感、ワクワクとドキドキが入り交じっている。良い記録で泳いでパリ五輪選考会に向けて自信が持てるレースにしたい」と意気込みを示した。

 24日が34歳の誕生日。昨年の大会前には最優秀選手の賞金50万円を獲得し自転車を購入すると明言したが受賞できなかった。「最優秀選手を獲れなかったので、今も同じものを使っている」と苦笑いを見せ「今回はエスプレッソマシンが欲しいと思っている。目標を持ちながら楽しむ大会になればいい」とうなずいた。

 東京五輪で女子200メートル個人メドレー、400メートル個人メドレーの両種目を制した大橋は、200メートルバタフライ、200メートルと400メートルの個人メドレーにエントリー。「冬場のトレーニングの成果を確かめ、レースでしか確認できない細かい動きやターンを確認したい。200メートル個人メドレーは派遣標準記録も見据えつつ、余裕を持って切れるレースができればいい」と今大会の目的を明かした。

 東京五輪男子200メートルバタフライ銀メダリストの本多は「200メートル(バタフライは)1年前に出した1分52秒台をもう1度出したい。400メートル個人メドレーでは4分10秒を切れるように、100メートル(バタフライ)は51秒台を出せるように頑張りたい」と各種目のターゲットとする記録を明言した。

 2大会ぶりの五輪を目指す女子平泳ぎの今井は「トレーニングをがっつり取り組んでいる中、どれだけ派遣標準記録に近く泳げるかを確認したい。特に200メートル平泳ぎは昨年いい試合がなかったので、いいイメージでレースできるようにしたい」と話した。

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