朝乃山 3年ぶりに近大時代の恩師・伊東前監督の命日に勝つ 琴ノ若と全勝は2人 1敗の平戸海を寄り切る

2024年01月18日 19:11

相撲

朝乃山 3年ぶりに近大時代の恩師・伊東前監督の命日に勝つ 琴ノ若と全勝は2人 1敗の平戸海を寄り切る
<大相撲初場所5日目>平戸海(右)を寄り切りで破る朝乃山(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 【大相撲初場所5日目 ( 2024年1月18日    東京・両国国技館 )】 西前頭7枚目の朝乃山(29=高砂部屋)が4年前、55歳の若さで亡くなった近大相撲部時代の恩師・伊東勝人前監督の命日に勝利し、東関脇・琴ノ若(26=佐渡ケ嶽部屋)との2人になった全勝を守った。朝乃山が伊東さんの命日に勝つのは21年の高安戦以来3年ぶりだった。
 1敗で好調を維持する、西前頭8枚目の平戸海(23=境川部屋)との対戦は立ち合い、得意の右差しになりそのまま電車道で寄り切った。先に手をついて待ち構えた平戸海だが、立ち合いが合わず朝乃山が一方的に踏み込む形になった。

 「待ったかと思ったけれど(行司から)“はっきよい”と聞こえた。見てるお客さんは残念でしょうね。なんとも言えません」

 12勝した昨年夏場所以来で初日から5連勝としたが表情はさえない。それでも、恩師の命日に勝利できた事実は何物にも代えがたい。「結果で恩返しするのが一番なので。教えを守りながらやっていく」。19年夏場所以来の優勝を目指す、残り10日間を見据えた。

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