若隆景が西幕下筆頭で勝ち越し 301日ぶり大銀杏に「気が引き締まる思い」関取復帰へ前進

2024年01月19日 15:11

相撲

若隆景が西幕下筆頭で勝ち越し 301日ぶり大銀杏に「気が引き締まる思い」関取復帰へ前進
<初場所6日目>千代栄(右)を押し出しで下す若隆景(撮影・久冨木 修) Photo By スポニチ
 【大相撲初場所6日目 ( 2024年1月19日    東京・両国国技館 )】 右膝前十字靱帯断裂の大ケガから復帰2場所目で西幕下筆頭の元関脇・若隆景(29=荒汐部屋)が十両・千代栄(33=九重部屋)を破って4連勝で勝ち越しを決めた。
 立ち合い低く当たって踏み込むと、相手の突っ張りを下からあてがって一気に前に出て押し出し。持ち味を存分発揮した会心の内容に「前に攻められたのでよかった」とうなずいた。

 この日は十両との対戦が組まれたため、関脇だった昨年春場所13日目以来301日ぶりに大銀杏を結って土俵に上がった。「気が引き締まる思いです」。この力士には、やはり大銀杏がよく似合う。

 西幕下筆頭で勝ち越し。関取復帰へ大きく前進する白星にも、ホッとする気持ちは「ないですね」ときっぱり。再十両をより確実な成績とするためにも、残り3番へ向け「一番一番思い切って一生懸命取りたい」と意気込んだ。

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