【陸上】山縣亮太「9秒台がスタートラインになる」雌伏の2シーズンを経て臨むパリ五輪イヤー

2024年01月19日 14:33

陸上

【陸上】山縣亮太「9秒台がスタートラインになる」雌伏の2シーズンを経て臨むパリ五輪イヤー
オンラインで報道陣の質問に応じる山縣 Photo By スポニチ
 男子100メートル日本記録保持者の山縣亮太(31=セイコー)が19日、新たなシーズンを前に報道陣のオンライン取材に応じた。
 東京五輪の約1カ月後、右膝に痛みが発症。痛膝蓋(しつがい)炎と診断され、21年10月に骨棘(こっきょく)を取り除き腱を修復する手術を受け、22年度のレースに出場しなかった。昨季からレースに復帰した。

 「昨シーズン、最後の国体を良い形で終われた。今年の冬は良い流れを切らさずに、2024年につなげることを意識して冬季練習に励んできました。いつもの冬と違うのは、ベースアップではなく、手術から2年かけてベースアップしてきた部分をブラッシュアップするのが今年の冬のテーマだった」

 1月7日から同17日まで沖縄合宿を敢行。22日からオーストラリア合宿に向かう予定で、3月にも合宿を予定している。

 「21年の東京が終わってから、22年、23年となかなか思うように走れない時間が長かった。(今季は)スッキリと気持ちの良いシーズンにしたい。世界と戦うことを考えると、9秒台がスタートラインになってくる。この冬はそこを意識して、練習のタイムも設定してきた。そこに対する自信はいつもよりあります。僕はいけると思っています、日本記録」

 苦しい2シーズンを経て、迎えた24年。4大会連続となる五輪出場、そして大舞台での飛躍を見据え、2月からは室内競技会などにも出場する。

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