伯桜鵬が復帰場所で勝ち越し 同学年の琴手計に辛勝「今後に生きる相撲を取らないと」連日の反省

2024年01月22日 15:07

相撲

伯桜鵬が復帰場所で勝ち越し 同学年の琴手計に辛勝「今後に生きる相撲を取らないと」連日の反省
<初場所9日目>琴手計(手前)を下手投げで破る伯桜鵬(撮影・村上 大輔) Photo By スポニチ
 【大相撲初場所9日目 ( 2024年1月22日    東京・両国国技館 )】 左肩手術から3場所ぶりに復帰した西幕下5枚目の元幕内・伯桜鵬(20=宮城野部屋)が琴手計(20=佐渡ケ嶽部屋)を下して4勝目を挙げ、勝ち越しを決めた。
 立ち合いで相手得意の右を差され、左上手投げで振られて土俵際まで追い詰められたが、もろ差しでなんとか残すと形勢逆転。両下手を引いて攻め返して最後は右から下手投げを決めた。「立ち合いから差されているし(自分が)当たれていないし、ダメですね」と先に攻められた内容をしきりに反省した。

 同学年の2人によるプロ初対戦。18年の全中個人戦準々決勝、19年の白鵬杯中学生の部決勝、21年の全国高校選抜大会団体戦2回戦と過去に計3度対戦して、全て落合哲也(伯桜鵬)が勝っていた。「相手ももちろん高校時代より強くなっているので、そのイメージは捨てた」としながらも、大相撲の世界で初めて経験する同学年との対戦に「少し意識はしてしまいました」と正直に話した。

 半年ぶりの復帰場所で勝ち越し決定。安どする様子は全くなく「全て負けていてもおかしくないような相撲だった。今後に生きるような相撲を取らないといけないのが今場所の課題。もっと内容を求めていきたい」とこの日も厳しすぎる自己評価で反省の弁を繰り返した。

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