新たな女子相撲大会「ドリームガールズ杯」2月11日開催決定!宮城野親方が応援サポーターに

2024年01月22日 16:11

相撲

新たな女子相撲大会「ドリームガールズ杯」2月11日開催決定!宮城野親方が応援サポーターに
ドリームガールズ杯の題字を担当した書家の金澤翔子さんと宮城野親方(大会実行委員会提供) Photo By 提供写真
 女子相撲大会「第1回ドリームガールズ杯」が2月11日に東京都墨田区のすみだフットサルアリーナで開催されることが22日、同大会実行委員会から発表された。応援サポーターに宮城野親方(元横綱・白鵬)が就任することも決まった。
 今大会は、女子相撲の普及を目的に創設。2010年から男子の少年相撲大会「白鵬杯」を開催してきた実績のある宮城野親方が、女子相撲の発展にも協力することとなった。国技館開催の白鵬杯に女子選手の参加は認められていなかった中で、女子大会の創設を求める声が噴出。

 宮城野親方は「相撲を愛する女子たちの声に応えてくれる大会が創設されたことは、私にとっても大きな喜びです。第1回ドリームガールズ杯が、女子相撲競技の新たな光となり、今後の相撲人気がさらに広がっていく大きな一歩になることを願っています。私も応援サポーターとして、この大会を世の中に広め、声援を送っていきたいと思います」とコメントを出した。

 出場選手の対象は小学生から高校生まで。宮城野親方の長女(高校1年)、次女(中学1年)、三女(小学1年)が参加し、初めて女子相撲に挑戦する予定もあるという。また、女子相撲界の第一人者である軽量級元世界一の山中未久さん(30)と世界ジュニア選手権軽量級で優勝経験のある野崎舞夏星さん(27)が実行委員会スタッフとして大会を支えることも発表された。

 女子相撲の歴史は浅く、初めて国内で「全日本新相撲選手権大会」が開催されたのが1997年。07年に「新相撲」から「女子相撲」に名称が変更され、国内で各種大会が盛んに行われるようになった。19年には、これまで男子の部のみ行われていた小学生の「わんぱく相撲全国大会」に女子の部を創設。昨年1月には、国内トップレベルの女子選手たちが運営の全てを担った「元日女子相撲」が開催されて大きな注目を集めた。今回の、大横綱が応援サポーターを務める大会の新設も、女子相撲の普及・発展につながる大きなきっかけの一つになりそうだ。

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