大の里 6連勝で勝ち越し、明日1敗同士で琴ノ若戦 綱取り狙う霧島は薄氷7勝目、2敗で追う

2024年01月22日 17:56

相撲

大の里 6連勝で勝ち越し、明日1敗同士で琴ノ若戦 綱取り狙う霧島は薄氷7勝目、2敗で追う
<大相撲初場所9日目>大の里(右)が明生を寄り切りで破る(撮影・大塚 徹) Photo By スポニチ
 大相撲初場所は22日、両国国技館で9日目の取組が行われた。1敗で首位を守る新入幕・大の里(23=二所ノ関部屋)が西前頭9枚目の明生(28=立浪部屋)を寄り切りで破り、8勝(1敗)として勝ち越しを決めた。
 関脇経験者の明生に対し、強烈な立ち合いから寄り切り。6連勝の快進撃で新入幕ながら9日目での勝ち越しとなった。まだ、まげが結えないざんばら髪の大の里は「うれしいです。やることは一つ。前に出ることだけを考えた。落ち着いて崩れないようにいこうと思った。立ち合いがだんだん良くなってきて、前に攻められている」と手ごたえ。この日は能 登半島地震から3週間。石川県出身とあって「残り5日間頑張って、しっかり良い姿を見せたい」と静かに口にした。

 10日目は琴ノ若との対戦が決まり「聞きました。頑張ります」と力を込めた。

 前日に今場所初黒星を喫して初日からの連勝が止まった西前頭7枚目・朝乃山は、右足関節捻挫のためこの日から休場。相手の阿武咲は不戦勝となり、8勝1敗で勝ち越しを決めた。

 同じく1敗で並んでいた関脇・琴ノ若は大栄翔を寄り切り、8勝1敗とした。

 綱獲りを目指す大関・霧島は正代と対戦。一度は正代に軍配が上がったが物言いがつき、覆って薄氷の白星。7勝目として2敗を守った。大関・豊昇龍は竜電を寄り切って7勝2敗とした。

 横綱・照ノ富士は錦木を寄り切って7勝2敗とした。

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