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飛び込みの寺内健さん　引退して分かった恩師の凄さ「ここまで見てくれていたんだな」関西スポーツ賞表彰式

2024年01月22日 20:20

飛び込み

飛び込みの寺内健さん　引退して分かった恩師の凄さ「ここまで見てくれていたんだな」関西スポーツ賞表彰式
＜関西スポーツ賞表彰式＞関西スポーツ賞を受賞し、写真に収まる（左から）寺内健、山下美夢有、乾友紀子（撮影・須田　麻祐子） Photo By スポニチ
　関西スポーツ賞の表彰式が22日、大阪市内のホテルで行われた。昨年引退した競技者に贈られる「功労賞」に飛び込みの寺内健さん（43）が選ばれた。
　寺内は「飛び込みを始めた1991年頃は競技はあまり知られていなかった。メディアや記者さんが伝えてくれたこともあって43歳まで現役を続けられた」と壇上で感謝の気持ちを語った。

　「現役の時より2・5キロ増えた」という寺内の体つきは精悍そのもの。ミキハウスでシンクロ板飛び込みのパートナーだった坂井丞（31）の指導していることもある。「教える側になって馬淵崇英コーチの偉大さが分かった。選手は試合に集中すればいいが、指導者はそれ以外を見ていないといけない。何を食べた、食べなかったとか…。ここまで見てくれていたんだなと感謝の思いもあります」。

　まずは坂井をパリ五輪に導くため、全力を注ぐ。

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