600人に聞いた「オジサンっぽい男性」の特徴とは

2024年01月25日 09:00

600人に聞いた「オジサンっぽい男性」の特徴とは
新田ゼラチンが「オジサンの曲がり角に関する調査」を実施。対象は、自身をオジサンになったと感じる全国の40-50代男性(400人)と、全国の10~60代一般男女(200人)の計600人です。 この調査から、「オジサンの構成 […]

新田ゼラチンが「オジサンの曲がり角に関する調査」を実施。対象は、自身をオジサンになったと感じる全国の40-50代男性(400人)と、全国の10~60代一般男女(200人)の計600人です。

この調査から、「オジサンの構成要素」を身体的特徴・精神的特徴から見ていきます。

まずはオジサンだと感じる身体的特徴から!

オジサン世代「シワや白髪、お腹が出ているとかですかね」

「オジサンだと感じる、 身体的な特徴は何ですか。」という質問に対し、40-50代男性(オジサン世代)は、シワや白髪、お腹が出ているなど、目に見える症状を選択する傾向が強く見られました。

子ども・妻世代「お腹が出ている、加齢臭」

一方、10-30代男女(子ども世代)や40-60代女性(妻世代)については、約6割が「加齢臭」を選びました。

その他「強い口臭」もランクイン。子ども世代で42.0% 、妻世代で36.0%が選択する結果になりました。

身体的な特徴はどの世代でも同じ意見がランキング上位に集まる結果となりましたが、次に続くオジサンの“精神的”特徴については、オジサン世代と周囲の意見が割れるという、意外な形に!

オジサンだと感じる精神的特徴とは

オジサン自身は、オジサンの精神的特徴を「涙もろい」や「性格が丸くなった」とポジティブに捉えている傾向が見受けられました。

対する子ども世代と妻世代では、共通して「痰を吐く癖」や「若者の批評」に回答が集まる結果に。

ほか、子ども世代からは「武勇伝の披露」、妻世代からは「爪楊枝で歯に挟んだものを取る姿」について挙げられていました。

これらの結果を見ると、“無意識のうちに”痰を吐いたり、若者を批評するなどしており、それらの言動によっていつの間にか「オジサン認定」されているのかもしれません。

全年代でもっともストレスを感じているのはオジサン世代! 理由は「仕事関係」

しかし、オジサン世代は全年代のなかでもっともストレス度が高く、原因は“オーバーワーク”が関係していると見られる結果も出ています。

「あなたはこれまでの人生の中で、現在が最もストレスを感じていると思いますか。」という質問に対して、「はい」と回答した世代第一位は「40代(48.9%)」。二位は「50代(46.1%)」です。

しかも、その背景にあるものは「仕事関係」。オジサン世代、頑張っています。

「どのようなことがストレスになっていますか。」という質問には、オジサン世代は比較的どの項目においても回答率が高く、しかも40%以上が仕事に熱意を持てていない。さらには長時間労働による疲れに苦しんでいることが判明しました。

地域別で見ると、一都三県(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)よりも関西圏(大阪府、兵庫県、京都府)のオジサンのほうが、オーバーワークを感じている傾向がありました。関西圏のオジサン、すごく頑張っています。

オジサン世代のストレス発散は「飲酒」?

「晩酌」の有無についても調査したところ、全世代においてオジサンの晩酌率は平日・休日ともにトップ。日ごろ蓄積したストレスを飲酒で緩和させようとしているのかもしれません。

しかし、オジサン世代はストレス過多の一方で、人生を前向きにとらえる姿勢も見られました。次は「モテ」についての調査です。

ストレス過多の一方で、人生を前向きにとらえる姿勢も?

一方で、「オジサンになったと感じてはいるものの、 現在も『 若々しい・かっこいいと思われたい』 または『 モテたい』 と思いますか。」という質問に対しては、約6割がそう思っているという回答に。

職業別でみると、自由業(医師、弁護士など)と経営者・役員が、もっともその割合が高いと分かりました。

約2人に1人が、モテるために「運動・スポーツ」に取り組んでいる

モテたいオジサン(モテたいと強くそう思っている、ややそう思っていると回答した方)に、「若々しくいるために、普段していることはありますか。」と質問したところ、以下の結果となりました。

  • 第一位「運動・スポーツをしている(48.6%48.6%)」
  • 第二位「食事に気を遣っている(35.5%35.5%)」
  • 第三位「ファッションに気を遣っている(24.7%24.7%)」

地域別で見ると、一都三県オジサンのほうが、関西圏オジサンよりも見た目をケアしている人の割合が9.2% 多いという結果になりました。

モテのため以外では健康意識は低め?

「将来の健康のために何か実践している人」の割合では、オジサンは一都三県32.0% ・関西圏23.5% と、いずれも他の世代より低い数値で、健康意識にギャップが見られました。

大きなストレスを抱え、健康的でない暮らしをしている人が多いオジサン世代。どのような健康習慣が必要なのか、「ストレス過多オジサンにおすすめの“とある”食べ物」を専門家が教えてくれました。

ストレスが多い中年男性こそ「コラーゲン」を摂るべし

コラーゲンといえば、お肌にいいとか、効果がないとか、どちらかといえば美容面で関心を集めていました。しかし、コラーゲンは女性だけではなく全世代にとって必要な成分です。なんと、薄毛・シミ・脳卒中・認知症にも効果的だというのです。

愛媛大学大学院抗加齢医学(新田ゼラチン)講座教授(兼・愛媛大学医学部附属病院抗加齢予防医療センター長)の伊賀瀬道也(いがせ・みちや)先生が、コラーゲンが持つ意外な効果効能について語ってくれました。

コラーゲンでゴースト血管を撃退できる可能性!

ゴースト血管(が与える影響)とコラーゲンの相関関係

日頃からコラーゲンを摂取することで、動脈の比較的大きな部位の改善作用は証明されていますので、これにより毛細血管に対してもよい効果を及ぼす可能性は高く、ゴースト血管がもたらすさまざまな病態に対して優位に働く可能性があります。

新田ゼラチンが実施した「オジサンの曲がり角に関する調査」によると、40~50代男性のストレス度合いが高いと出ています。

ストレスが強いと血圧の上昇や血糖の上昇などの現象につながると明らかにされていますので、これらによりゴースト血管(血流が低下し、いずれ消滅してしまう可能がある毛細血管)を増やす可能性が高いです。

ゴースト血管が及ぼす影響として、ドライアイや口内炎、関節痛などが知られていますが、その他にもゴースト血管は微小血流の悪化をもたらしますので、体内の各種臓器の不調から「薄毛」や「シミ」の原因になります。

飲酒が及ぼす悪影響を抑制できる可能性!

飲酒とコラーゲンの相関関係

同調査内では、40~50代男性の晩酌率は全世代でもっとも高いと出ていました。

過量のお酒によって肌の糖化(肌の老化)は進みやすくなりますが、抗糖化作用のあるコラーゲンを摂取することでこれらを抑制する可能性があります。

また、過量のお酒によって糖尿病の発症、悪化などをおこしやすくなることはもちろんのこと、関節軟骨のコラーゲンも糖化してしまい関節の不調をきたす原因になりかねません。

コラーゲンを摂取することで、さまざまな不調から解き放ってくれる可能性があります。

脳卒中、認知症対策にも!

脳卒中、認知症とコラーゲンの相関関係

同調査内でわかった「40~50代男性の飲酒量が多い」、「将来の健康に向けて取り組んでいることが少ない」、「ストレス度合いが高い」というデータは、脳卒中や認知症を発症するリスクが高い環境にいる可能性を示唆しています。

コラーゲンには血圧を低下させ、血管をしなやかにする作用があることから、毎日コラーゲンを摂取することが「脳卒中の予防」や「認知症の予防」にも力強い味方になってくれるはずです。

プロフィール

伊賀瀬 道也 (いがせ みちや)


愛媛大学大学院 医学系研究科 抗加齢医学(新田ゼラチン)講座教授。愛媛大学医学部附属病院 抗加齢・予防医療センター長兼任。1964年、愛媛県生まれ。2006年、抗加齢センター(現・抗加齢・予防医療センター)を開設後、4,000人を超える患者に指導を続ける抗加齢医学研究のトップランナー。著書に『国立大学教授・医師が考案 自身の肥満体形を克服した『1分 ゆるジャンプ・ダイエット』、『 100歳まで生きるための習慣100選』など。

【調査概要】
調査方法:Web アンケート
調査期間:2023 年6 月20 日~6 月22 日
調査機関:調査委託先(シグナルリサーチ)
サンプル数:600 ss
パネル提供元:GMO リサーチ株式会社

<Edit:編集部>

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