18歳・若碇が幕下15枚目で勝ち越し!同学年の聖富士と白熱の出世争い「誰が最初に上がるか」

2024年01月25日 21:02

相撲

18歳・若碇が幕下15枚目で勝ち越し!同学年の聖富士と白熱の出世争い「誰が最初に上がるか」
<大相撲初場所12日目>物言いの末、宮城に勝利し、ほっとした表情を見せる若碇(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 【大相撲初場所12日目 ( 2024年1月25日    東京・両国国技館 )】 甲山親方(元幕内・大碇)の長男で東幕下15枚目の若碇(18=伊勢ノ海部屋)が宮城(24=二所ノ関部屋)を破って4勝2敗とし、勝ち越しを決めた。
 自身とほぼ同じ体重108キロの小兵に対し、いなされて大きく泳ぐ場面もあったが中に入って相手の上手投げに乗じて寄り倒した。物言いが付いたが軍配通り。昨年春場所の序ノ口デビューから6場所連続の勝ち越しを決めた。

 3連勝スタートから2連敗。プロ入り後初の連敗に「気持ちが落ちた」というが、そこから立て直して勝ち越しにつなげられたことに手応えをつかんだ。初めて幕下15枚目以内に番付を上げた今場所だが「強い人と当たる方が燃える」と物怖じせず。来場所はさらに自己最高位を更新することとなり「また強い人と対戦できるのは楽しみ」と強気に話した。

 埼玉栄高出身で昨年初場所初土俵。同学年同期には、静岡・飛龍高出身の聖富士(19=伊勢ケ浜部屋)がいる。聖富士は先場所幕下優勝を果たして一気に西3枚目まで番付を上げ、今場所はここまで2勝4敗。若碇は「あの地位で2番勝っているのですごいと思います」とライバルの存在に刺激を受け「誰が最初に(関取に)上がるか、ですね」と対抗心を燃やした。

この記事のフォト

おすすめテーマ

2024年01月25日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム