琴ノ若の大関昇進が正式決定 臨時理事会で満場一致 埼玉栄高出身では3人目

2024年01月31日 09:12

相撲

琴ノ若の大関昇進が正式決定 臨時理事会で満場一致 埼玉栄高出身では3人目
大関昇進が正式に決まり、稽古場で「大関」の欄に掛け替えられた琴ノ若の木札(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 日本相撲協会は31日、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、初場所で13勝を挙げて優勝決定戦に進出し直近3場所合計33勝を挙げた琴ノ若(26=佐渡ケ嶽部屋)の大関昇進を満場一致で決定した。
 埼玉栄高出身では、豪栄道、貴景勝に続いて3人目。千葉県からは、1956年初場所で昇進した同じ松戸市出身の松登以来68年ぶりの大関誕生となった。

 このあと使者を佐渡ケ嶽部屋に派遣し、大関昇進伝達式が行われる。


 ◇琴ノ若 傑太(ことのわか・まさひろ)本名=鎌谷将且(かまたに・まさかつ)。1997年(平9)11月19日生まれ、千葉県松戸市出身の26歳。父は元関脇・琴ノ若(現・佐渡ケ嶽親方)で祖父は元横綱・琴桜(故人)。2歳から佐渡ケ嶽部屋で相撲を始め、小1から柏市相撲スポーツ少年団でも稽古に励んだ。埼玉栄中に進学し、3年時に全中32強、白鵬杯3位。埼玉栄高2年時に全国高校選抜宇佐大会8強。3年時に全日本ジュニア体重別選手権重量級(100キロ以上)優勝、世界ジュニア選手権重量級優勝、全国高校選抜宇佐大会準優勝。佐渡ケ嶽部屋に入門し「琴鎌谷」のしこ名で15年九州場所初土俵。16年初場所で序ノ口優勝。19年名古屋場所で新十両昇進。同場所で「琴ノ若」に改名。20年春場所で新入幕。21年名古屋場所で初三賞。23年初場所で新小結。同年秋場所で新関脇。得意技は右四つ、もろ差し、寄り。1メートル89、177キロ。

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