琴ノ若 大関昇進で母校・埼玉栄まで5キロパレード計画浮上

2024年01月31日 04:45

相撲

琴ノ若 大関昇進で母校・埼玉栄まで5キロパレード計画浮上
大関に昇進する琴ノ若 Photo By スポニチ
 大相撲の関脇・琴ノ若(26=佐渡ケ嶽部屋)の大関昇進が、31日に東京・両国国技館で開かれる春場所番付編成会議と臨時理事会を経て正式に決定する。しこ名の行方や昇進伝達式の口上に注目が集まる中、2月中に大規模なパレードを開催する計画が浮上していることが分かった。
 新大関誕生を祝して、琴ノ若の母校・埼玉栄高で2月中にパレードを行う予定であることが関係者への取材で明らかになった。同校出身の大関は豪栄道(現・武隈親方)、貴景勝(現大関)に続いて3人目。同じ高校出身の同時大関は01年秋場所の武双山と雅山(茨城・水戸農高)以来23年ぶりで、同時期に在籍していた学年の近い先輩後輩に限れば史上初となる。それだけに、母校では空前の盛り上がりとなっているようだ。

 過去には豪栄道と貴景勝の初優勝を祝したパレードがそれぞれ、最寄りの西大宮駅から学校まで約500メートルの直線道路で行われ、ともに約5000人の観衆を集めた。今回は規模を拡大し、大宮駅付近から約5キロの道のりを使って行う計画が浮上しているという。実現できるかはまだ不透明だが、新幹線も通る巨大ターミナル駅の近くでパレードとなれば沿道に数十万人集まる可能性もある。

 初場所では大関・貴景勝、関脇・琴ノ若、大栄翔と、日本出身の番付上位3人を埼玉栄高出身力士が占めた。同校相撲部の山田道紀監督(58)は「ありがたいこと。年内に横綱に上がってほしい」と教え子たちがさらに活躍して“栄えて”いくことを期待した。 

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