【柔道】2大会連続五輪確実のウルフ「素直にうれしい」GSパリ大会から帰国“二刀流”継続も宣言

2024年02月06日 21:23

柔道

【柔道】2大会連続五輪確実のウルフ「素直にうれしい」GSパリ大会から帰国“二刀流”継続も宣言
柔道のGSパリ大会に優勝し、羽田空港に帰国したウルフ・アロン Photo By スポニチ
 柔道のグランドスラム(GS)パリ大会の男子100キロ級を制し、2大会連続となる今夏のパリ五輪代表入りが確実となった21年東京五輪金メダルのウルフ・アロン(27=パーク24)が6日、羽田空港に帰国。来週にも開かれる全日本柔道連盟の強化委員会で正式に内定する見通しとなり、「ここが最後の勝負だと思って臨んだ。うまく結果が出ない時期が続いたが、腐ることはなかった。素直にうれしい」と振り返った。
 東京五輪後は約1年2カ月のブランクをはさんで22年10月の講道館杯で実戦復帰も、国際大会では早期敗退が続き、パリ五輪代表争いは飯田健太郎(旭化成)は新井道大(東海大)の後塵(こうじん)を拝する展開に。背水の陣で臨んだGSパリ大会は新井が3回戦敗退を喫する一方、五輪以来2年半ぶりの国際大会で、2大会連続の五輪出場を大きくたぐり寄せた。

 以前は豊富なスタミナを生かし、ゴールデンスコアの延長戦に持ち込んで相手を圧倒する柔道スタイルで知られたが、今大会では序盤から技を仕掛け、全6試合を本戦4分間で決着させた。新たなスタイルで結果を残したことについては「試合時間が長くなれば大丈夫と考えて、結局負けていた。(積極策が)相手にとってはプレッシャーにつながったのかなと思う」と手応えを語った。

 4万3000人の登録者数を誇るユーチューバーとしても知られるウルフ。開幕まで半年を切った五輪までは“活動自粛”で男子100キロ級史上初の連覇を目指すと思いきや、「ガッツリやっていく。(テーマは柔道以外でも)何でもやっていく」と二刀流継続を宣言した。

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