早田ひな、パリ五輪へ決意表明「金メダルを獲って、両親や支えてくれた皆さんに恩返しをしたい」
2024年02月06日 13:31
卓球
シングルスでは金メダルを目指し、団体戦では同学年の平野美宇(23=木下グループ)、成長株の張本美和(15=木下グループ)と一緒になって戦うパリ五輪。今では日本女子のエースと呼ばれる存在となった23歳は、周りのサポートに対する感謝、これまでの歩み、大舞台への決意など長文のコメントに思いをつづった。
「先日、日本卓球協会より正式にパリオリンピック代表候補予定選手の一人として発表していただきました。2年間にわたる選考レースを一緒に戦ってくれた石田コーチ、チームひなスタッフの皆さん、そして私を支えてくださった所属先の日本生命様、スポンサーの皆様、日本卓球協会の皆さまに感謝申し上げます。そして選手と一緒に戦ってくださった卓球ファンの皆さま温かい応援有難うございました。
選考レースが始まった時にオリンピックに出場することを目標とはせず、オリンピックで金メダルを獲れる選手を目指し、世界一の選手になることを目標に頑張ってきました。ライバルではありましたが沢山の素晴らしい選手たちと切磋琢磨してきた事で強くなることが出来ました。
私にとってオリンピックは4歳から石田卓球N+で卓球を始め、先輩の岸川聖也さんがロンドンオリンピックに出場した試合を卓球場のみんなでテレビを見ながら応援した事がきっかけで、自分もオリンピックに出たいと強く思うようになりました。
私の両親は卓球経験者ではないので石田卓球N+では女先生(石田千栄子先生)にラケットの握り方から教わりました。本来右利きの私ですが体のバランスを見て左で始めるように勧めてくれたのも女先生です。女先生との出会いがなければ今の卓球選手の私は存在していないと思っています。
男先生(石田眞行監督)には小、中、高と長期に渡ってアドバイスをいただいてきました。世界で戦う私を見て今でもアドバイスをくださいます。
私は卓球を始めてこれまでの間に沢山の方と出会い支えていただきました。その中でも一番は石田大輔コーチとの出会いが私の卓球人生を大きく変えてくれたと思っています。中学から一緒に海外遠征に帯同してもらうようになって技術はもちろんですが食事面、メンタル面、生活面、全てにおいて全力でサポートしてもらっています。
私の目標はオリンピックで金メダルを獲って両親を始めこれまで支えてくださった沢山の皆さんに恩返しをする事です。応援してくださる沢山の方に喜んでもらいたい。そういった感謝の気持ちをもってオリンピックに臨みたいと思います。皆さま引続き応援宜しくお願い致します」
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