馬瓜エブリン絶叫!「みんなでパリいくぞー!!」 女子バスケ代表復帰で五輪切符掴んだ!

2024年02月12日 00:56

バスケット

馬瓜エブリン絶叫!「みんなでパリいくぞー!!」 女子バスケ代表復帰で五輪切符掴んだ!
 日本―カナダ 第4クオーター、3点シュートを決めて喜ぶ馬瓜エ(中央)=ショプロン(共同) Photo By 共同
 【バスケットボール女子パリ五輪世界最終予選   日本ーカナダ ( 2024年2月11日    ハンガリー・ショプロン )】 バスケットボール女子パリ五輪世界最終予選が11日、ハンガリー・ショプロンで行われ、日本(世界ランク9位)はカナダに86ー82で勝利して3大会連続の五輪切符を獲得した。男女そろっての自力での五輪出場は76年モントリオール五輪以来、48年ぶりとなった。
 この試合でチームトップタイの21得点5リバウンドをマークしたエブリンは、五輪出場が決まると絶叫してチーム全員と喜びを味わった。

 試合後のインタビューでは「みんなでパリいくぞー!!」と再び叫んだ。「最後、私の役割として鼓舞し続けて自分が乗るっていうのが使命だったのでそれができてよかったです」と試合を回顧

 ハンガリーに敗戦してから気持ちを立て直せたのは妹・ステファニーの存在だったという。「正直、1回現実を見て、ここからどうしようと思って…でもシンプルにあと勝つだけというのがわかってからみんなでしゃべって、自分はステファニーとまだまだ代表やりたいと思ったので、気持ちを立て直せました」と明かした。

 「馬瓜姉妹はバスケも口もしっかりやっていきますよ。皆さん女子バスケも応援してください!」と締めた。

 日本は1月上旬から20人による代表候補合宿をスタート。段階的に選手を絞り込み、開幕前日の7日に登録メンバー12人を発表。馬瓜エブリン(28=デンソー)が代表復帰することになった。

 エブリンは21年の東京五輪で銀メダルを獲得した一員だった。しかし22年7月から休養に充てた。23年6月にデンソーに加入、この年の12月に開催された「第90回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会」でチームの初優勝に大きく貢献した。

 大会前には「休養して3カ月でバスケがしたくてウズウズしていた。1年と言わなければよかった、と思っていた」と休養中の心境を告白。「一戦必勝で必ず五輪切符を手にしたい」と意気込んでいた。

 最終予選の初戦となったスペイン戦では途中出場ながらもチームトップタイの20得点をマーク。2度のバスケットカウント獲得などゴール下でも存在感を発揮。妹ステファニーと初共演となった代表戦を白星で飾り「とんでもなくうれしい。語彙(ごい)力がなくなるぐらい本当にうれしい」と満面な笑顔を見せた。

 チームを鼓舞し続けていた理由についても「自分が良い時も悪い時も関係なく、チームを鼓舞して良いプレーするっていうのがあったのでも、良い時は本当にみんなを盛り上げていこうと思っていたんでそれができて本当によかったなと思います」と語っていた。

 「この勢いのまま、日本のバスケットを見ている皆さんのためにもオリンピックを勝ち取りたいと思います」という気合いの言葉通り、代表復帰して五輪切符を勝ち取った。

この記事のフォト

おすすめテーマ

2024年02月12日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム