スピードでカナダ翻ろう! バスケ女子日本代表・宮崎早織、涙の五輪切符「今日はゆっくり寝たい」

2024年02月12日 01:30

バスケット

スピードでカナダ翻ろう! バスケ女子日本代表・宮崎早織、涙の五輪切符「今日はゆっくり寝たい」
宮崎早織(資料・代表撮影) Photo By 代表撮影
 【バスケットボール女子パリ五輪世界最終予選   日本ーカナダ ( 2024年2月11日    ハンガリー・ショプロン )】 バスケットボール女子パリ五輪世界最終予選の最終戦が11日に行われ、日本(世界ランキング9位)はカナダ(同5位)に86ー82で勝利して3大会連続の五輪切符を獲得した。男女そろっての自力での五輪出場は76年モントリオール五輪以来、48年ぶりとなった。
 チーム3位の16得点をマークした宮崎早織(28=ENEOS)はパリ五輪切符を手にすると絶叫して喜びを表現。「本当にうれしいです。絶対に負けたくない思いで戦っていたんですが、本当に勝てて良かったです」と涙を流した。

 第1クオーター(Q)残り9分37秒。レイアップシュートでこの日チーム初の得点を記録すると、その後も圧倒的なスピードで、カナダの守備を切り裂いた。21年東京五輪で銀メダルを獲得したが、22年のワールドカップでは予選敗退。「ワールドカップから、ずっと悔しい思いをして、今日本当にいい結果が出て良かったと思います」。あふれる涙は止まらなかった。

 アシストもチーム2位の4を記録。まさにチームの中心として、悲願の切符をつかみ取った。「本当にホッとしています。昨日、全然寝れなかったので、今日ゆっくり寝たいと思います」と泣き笑いで締めくくった。

 前半を50―46と4点リードで折り返すと、第3Qは立ち上がり残り8分8秒まで0―6のランで逆転を許した。残り7分1秒、山本のレイアップシュートでこのクオーター初得点を挙げ、52―52の同点。その後も息詰まるの展開が続いたが結局、3点リードでこのクオーターを終えた。

 そして迎えた第4Q。全一丸となってのバスケでリードを守り切り、接戦制し、五輪切符をつかみ取った

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