バスケ日本女子代表 恩塚監督、実った全員バスケ「みんなを信じて戦い抜こう」 3大会連続五輪切符

2024年02月12日 01:12

バスケット

バスケ日本女子代表 恩塚監督、実った全員バスケ「みんなを信じて戦い抜こう」 3大会連続五輪切符
日本代表の恩塚監督(AP) Photo By AP
 【バスケットボール女子パリ五輪世界最終予選   日本ーカナダ ( 2024年2月11日    ハンガリー・ショプロン )】 バスケットボール女子パリ五輪世界最終予選の最終戦が11日に行われ、日本(世界ランキング9位)はカナダ(同5位)に86ー82で勝利して3大会連続の五輪切符を獲得した。男女そろっての自力での五輪出場は76年モントリオール五輪以来、48年ぶりとなった。
 恩塚亨監督「チーム一丸でつかみ取った勝利。本当にうれしいです。きょう、プレッシャーもかかるし、相手も強豪で難しいゲームになると予想していた。“チーム一丸でみんなを信じて戦い抜こう”。その一言で、みんな戦う気持ちをつくってコートに行きました」と興奮気味にまくしたてた。

 世界5位の強豪を相手に序盤からリードを保ち、高さでは劣るものの、運動量、気持ちで上回った。身上とする、走り勝つバスケを体現した選手たちの姿に目を細める。「そのことを勝利のカギと思って、チームに落とし込んで戦おうとして試合に臨みました」と目を潤ませながら話した。

 前半を50―46と4点リードで折り返すと、第3Qは立ち上がり残り8分8秒まで0―6のランで逆転を許した。残り7分1秒、山本のレイアップシュートでこのクオーター初得点を挙げ、52―52の同点。その後も息詰まるの展開が続いたが結局、3点リードでこのクオーターを終えた。

 そして迎えた第4Q。全一丸となってのバスケでリードを守り切り、接戦制し、五輪切符をつかみ取った

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