【卓球】伊藤美誠 世界3位の中国選手に無念の逆転負け 今大会ベンチ入りの母に白星届けられず

2024年03月15日 22:09

卓球

【卓球】伊藤美誠 世界3位の中国選手に無念の逆転負け 今大会ベンチ入りの母に白星届けられず
伊藤美誠(ロイター)
 卓球の国際大会、WTTシンガポールスマッシュは14日、シンガポールで行われ、女子シングルス準々決勝(7ゲーム制)で世界ランク12位の伊藤美誠(スターツ)が、同3位の王曼昱(中国)と対戦し、2-4の逆転負けで4強入りを逃した。
 前日14日の3回戦(5ゲーム制)では、パリ五輪代表の平野美宇を逆転で3-2と破り、勢いに乗って8強進出。この日は序盤、連続ポイントなどでリードを広げ、第1ゲームを11-9、第2ゲームでは5連続ポイントなどもあり11-8と奪取した。

 だが、第3ゲームを5-11、第4ゲームを7-11と落とすと、第5ゲームも逆転で7-11と奪われるなど失速。そのまま第6ゲームを9-11で失って逆転負けを喫した。

 今大会からベンチに入った母・美乃りさんに白星を届けられなかった。

 2年近くに及んだパリ五輪シングルス代表をかけた争い。平野が伊藤に競り勝つ形で2位の座を勝ち取り、早田とともに大舞台への切符を手にした。一方の伊藤は選考レースで3位だったが、団体戦に臨む3枠目にも選ばれなかった。

 東京五輪で金、銀、銅のメダルを獲得しながら、パリの舞台には立てなくなった伊藤。大きな悔しさを味わったが「世界ランキング1位」という新たな目標が芽生え、気持ちを切り替えた。

 先月の世帯卓球団体戦でも、チームメートにアドバイスを送る姿が「伊藤監督」などと話題となり、再スタート。世界ランキングにも影響する今大会も奮闘したが、惜しくも4強入りを逃した。

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