宮城野部屋の幕下付け出し・松井がハズ押し一発で圧勝 プロ初黒星から「切り替えていけた」

2024年03月15日 16:06

相撲

宮城野部屋の幕下付け出し・松井がハズ押し一発で圧勝 プロ初黒星から「切り替えていけた」
宮城野部屋の松井 Photo By スポニチ
 【大相撲春場所6日目 ( 2024年3月15日    エディオンアリーナ大阪 )】 幕下最下位格付け出しで今場所初土俵を踏んだ鳥取城北高出身の松井(19=宮城野部屋)が東三段目2枚目の風栄大(19=押尾川部屋)を下して2勝1敗とした。
 松井が低く当たってもろハズで突き放して一発で風栄大を土俵下まで吹っ飛ばした。身長1メートル71の小兵ながら真っ向勝負で下から押していく持ち味を発揮。一丁押しのような圧倒的な内容で同学年との初対戦を制した。

 風栄大が所属する押尾川部屋は宮城野部屋へよく出稽古しており、松井の入門以降はなかったが兄弟子たちは風栄大の取り口を熟知していた。「胸から当たって来ると言われていた。勢いがあって動いてくるのは分かっていたので、しっかり対応できたと思います」。兄弟子からのアドバイスが生きた。

 2番相撲ではまさかの黒星。「けっこう落ち込んだけど、一日一番でしょうがないので切り替えていけました」。全てが初体験のデビュー場所、連敗は回避して自分の相撲を取りきった。

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