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十両・若隆景が6連勝！同じく大ケガから復帰の伯桜鵬に完勝「下から攻めようと」らしさ全開

2024年03月15日 15:44

相撲

十両・若隆景が6連勝！同じく大ケガから復帰の伯桜鵬に完勝「下から攻めようと」らしさ全開
＜大相撲春場所6日目＞伯桜鵬を掬い投げで破った若隆景（左）（撮影・中辻　颯太） Photo By スポニチ
 【大相撲春場所6日目 （ 2024年3月15日    エディオンアリーナ大阪 ）】 元関脇で西十両10枚目の若隆景（29＝荒汐部屋）が同じく元幕内の伯桜鵬（20＝宮城野部屋）との再十両対決を制して初日から6連勝と星を伸ばした。
　立ち合い低く当たって左右のおっつけから左差し右上手の形を作り、相手には上手を与えず。一度頭をつけてから前に出ながら腕を返して左すくい投げで勝負を決めた。「先に攻めれたのでよかったかなと思います」。終始相手より先に攻めての完勝だった。

　ともに大ケガによる長期離脱で幕内から幕下まで番付を落とし、今場所から関取に復帰してきた実力者。十両優勝候補同士の一番にも「特に変わらない。いつも通り」と平常心で臨み、相手の取り口を考えすぎることもなく「下から攻めようと意識した」と自分の相撲に徹した。

　これで初日から6連勝。昨年九州場所の途中から続く連勝を17まで伸ばした。「毎日その日の一番に集中して一生懸命相撲を取ろうと思ってやっています」。落ち着いた受け答えも、相撲内容同様にらしさ全開だった。

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