尊富士が圧巻の電車道!逸ノ城以来10年ぶりの新入幕初日から6連勝「内容は日に日に良くなっている」

2024年03月15日 20:29

相撲

尊富士が圧巻の電車道!逸ノ城以来10年ぶりの新入幕初日から6連勝「内容は日に日に良くなっている」
<大相撲春場所6日目>美ノ海(右)を寄り切りで破り、全勝を守る尊富士(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【大相撲春場所6日目 ( 2024年3月15日    エディオンアリーナ大阪 )】 初土俵から所要9場所で最速新入幕を果たした東前頭17枚目の尊富士(24=伊勢ケ浜部屋)が美ノ海(30=木瀬部屋)を破って初日から6連勝と星を伸ばした。
 立ち合い頭で当たって鋭く踏み込むと、左差し右おっつけで一気に前に出て電車道の寄り切り。会場をどよめかせる圧巻の内容に「納得する相撲。内容は日に日に良くなっているかな」と充実感をにじませた。

 相手の美ノ海は、鳥取城北高―日大の6年先輩にあたる。尊富士が高校1年の時、日大4年で大学トップレベルだったのが美ノ海。これまで稽古でも対戦したことがない大先輩を相手に「土俵の上では憧れとかはあんまり(ない)。向かっていく気持ちが大事」と勝負に徹した。

 新入幕の初日から6連勝は、14年秋場所の逸ノ城以来10年ぶりの快挙。それでも「相撲で喜ぶとかは特にないです。何年もやってきた相撲に対しては感謝しかないので」と浮かれる様子は全くなかった。最後には「“明日稽古休み”とか言われた方が喜んじゃうかな」と冗談を交えて笑わせ、24歳のあどけない笑顔も見せた。

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