島田麻央が中学卒業「もっともっと上を目指して」来季曲未定も「笑顔以外の表現ができたら」

2024年03月15日 13:46

フィギュアスケート

島田麻央が中学卒業「もっともっと上を目指して」来季曲未定も「笑顔以外の表現ができたら」
宇治市立広野中の卒業式に出席した島田麻央(提供写真) Photo By 提供写真
 フィギュアスケート女子で世界ジュニア選手権2連覇を達成した島田麻央(木下アカデミー)が15日、京都府宇治市立広野中の卒業式に出席し、オンライン取材で門出の思いを口にした。
 ジュニアのトップスケーターとして国際大会が重なる時期は学校行事にも参加できず、友人のノートを見せてもらって勉強するなど人知れず努力してきた。「卒業できて良かった。3年の体育大会で全員リレーを走れたことが思い出」と振り返った。

 4月から中京大中京高の通信制課程に入学する。「スケートでは今まで以上に練習できるようになる。もっともっと上を目指してやっていきたい。年に何回かスクーリングで他の競技の方と交流できるので楽しみにしている」と語った。

 高校生は「おしゃれだったり、大人っぽい」というイメージを抱いており「もう少しおしゃれに目覚められるようにしたい。前髪を切ってみたかったので、切って。ピアスを開けている選手も多いので開けてみたい」と期待を膨らませる。「中学の時はあまりスケートでも感情が出ていなかったので、高校生になったら感情の変化も見えるようにしたい」と話した。

 来季のプログラムは「まだ曲が決まっていなくてどういう表現になるか分からない」としつつも「笑顔しかやったことがないので笑顔以外の表現ができたら」と意欲的だった。

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