【競泳】33歳・鈴木聡美が2種目でのパリ切符へ予選1位通過も「気持ち入れ直す」女子200M平泳ぎ

2024年03月21日 12:24

競泳

【競泳】33歳・鈴木聡美が2種目でのパリ切符へ予選1位通過も「気持ち入れ直す」女子200M平泳ぎ
<競泳パリ五輪代表選考会第4日>女子200メートル平泳ぎ予選、予選を通過した鈴木聡美(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 【競泳パリ五輪代表選考会第5日 ( 2024年3月21日    東京アクアティクスセンター )】 女子200メートル平泳ぎ予選が行われ、同100メートルで2大会ぶりの五輪代表を決めている鈴木聡美(ミキハウス)が2分25秒80の全体1位で午後の準決勝進出を決めた。
 歓喜から2日。予選4組に登場した鈴木は序盤から積極的なレースを見せると、150メートルを1分46秒17で最後のターン。しかし「予選から積極的に行くレースができればと思っていたが、ラストの50で“予選だから”と思ってしまった」といい、失速。それでも唯一、2分25秒台のタイムを叩き出し、「準決勝はラスト50も自分に負けないように泳ぎたい」と話した。

 東京五輪の出場は逃したものの、現役を続けて33歳でパリ切符をつかんだ反響は大きかったようで、「今朝もSNSを確認したら、通知が止まっていなかった。いろんな方から(祝福の)連絡をもらい、ありがたい」と感謝した。

 ただ、パリ行きを決めた安心感からか「緩みが出た」と感じているようで、2種目での代表権獲得へ「また気持ちを入れ直す」と気を引き締めていた。

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