ペアりくりゅう「もう一度立ち上がる」思い込めたSPで連覇へ2位スタート

2024年03月21日 06:20

フィギュアスケート

ペアりくりゅう「もう一度立ち上がる」思い込めたSPで連覇へ2位スタート
会心の演技を見せた三浦璃来&木原龍一(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【フィギュアスケート世界選手権第1日 ( 2024年3月20日    カナダ・モントリオール )】 ペアSPでは、前回優勝の“りくりゅう”こと三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が今季ベストの73・53点で2位発進した。「Dare You to Move」の軽快なリズムに乗って、大きなミスなくまとめた。
 三浦は「今シーズン、龍一くんのケガがあって、オータム、四大陸と良いショートを滑ることができなかった。その中で良いショートだった。ツイスト以外レベル4が取れたので本当に良かった」と振り返った。

 SPに込めた意味は「一番下まで落ちた自分たちがもう一度立ち上がる」。2月の四大陸選手権は「復帰してすぐの試合で(練習の)回数をこなせず不安しかなかった」と腰椎分離症から回復した木原は振り返る。今大会までの準備期間は「自分たちで自信を持てる練習をしてきた」と回数を積み重ねてリラックスして勝負のリンクに立った。

 結成5季目。木原が「19年からカナダ拠点で、カナダが大好きで勝手にホームだと思っているので、今日も楽しませてもらった」と言うように地の利も生かしての好スタートだった。トップのカナダペアとは3・95点差。21日(日本時間22日)のフリーで連覇を目指す。

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