【競泳】渡辺一平が8年ぶり五輪代表内定 200M平泳ぎ元世界記録保持者復活!「非常にうれしい」

2024年03月21日 20:16

競泳

【競泳】渡辺一平が8年ぶり五輪代表内定 200M平泳ぎ元世界記録保持者復活!「非常にうれしい」
<競泳パリ五輪代表選考会第5日目>男子200メートル平泳ぎ決勝、五輪出場が決定し笑顔の渡辺一平(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 【競泳国際大会代表選考会第5日 ( 2024年3月21日    東京アクアティクスセンター )】 男子200メートル平泳ぎ決勝で渡辺一平(27=TOYOTA)が2分6秒94で優勝。派遣標準記録2分8秒48を突破し、2大会ぶりの五輪切符を手にした。
 「非常にうれしいです」と笑顔。「久々の2分6秒なので非常にうれしい。でもベスト出したかったですね」とストイックだった。

 「今までたくさん努力してきたし、この大会にすごく時間もかけて作り上げてきた。やってきたことを信じようとレースしました」。東京五輪を逃した後の3年間「逃して8年ぶりの五輪代表権。五輪という舞台は特別な場所。金メダルが欲しいという気持ちが強い。精いっぱい頑張りたい」と

 2分6秒67の自己ベストを持つ元世界記録保持者だが、3年前の代表選考会は本来の力を発揮できず、東京五輪代表から落選。その後は左膝の負傷もあり不振に陥った。22年12月には飲食店で後輩と飲酒中にトラブルに巻き込まれて警察沙汰に発展。23年2月に腰痛を発症するなど受難が続いた。それでも21年から師事する高城コーチのもとで、低酸素のプールで徹底的に泳ぎ込み、より効率的なフォームを模索。昨夏の世界選手権福岡大会で代表入りするなど徐々に復活の階段を上ってきた。

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