【陸上】サニブラウン「詰め甘い」パリ内定お預けで反省 狙いは「予選から出してすっきり終わろうかと…」

2024年05月19日 16:57

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【陸上】サニブラウン「詰め甘い」パリ内定お預けで反省 狙いは「予選から出してすっきり終わろうかと…」
<セイコーゴールデングランプリ2024>男子100メートル決勝、8位となったサニブラウン。右は鈴木(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 【陸上 セイコー・ゴールデングランプリ ( 2024年5月19日    東京・国立競技場 )】 男子100メートル決勝が行われ、昨年の世界選手権6位のサニブラウン・ハキーム(東レ)は10秒97の8位に終わった。予選は10秒07で、いずれも、パリ五輪参加標準記録(10秒00)を突破できず、今大会での五輪切符獲得はならなかった。
 スタートからスピードに乗れず、最後は流してのゴール。レース後、「右ふくらはぎと左ハムストリングをつった。走る前からつりそうな予感があった。2本目、3本目を走る練習してないから」と明かした。アクシデントとはいえ“想定内”であることから、さばさばとした表情。つったことより、悔しさをあらわにしたのは、予選のレースだ。

 「1本目で集中して走れそうな予感があったから、1本目で出したかった。予選から思いっきりいくつもりで、予選から出してすっきり終わろうかと思った。決勝はおまけ程度に考えていた。予選で(参加標準記録を)出せずに悔しい」

 予選では1度仕切り直しがあり、2度目でスタート。サニブラウンは予選トップの10秒07を出した。「五輪決勝で誰かがフライングした状態でもしっかりいかないといけない。そういう部分も含め詰めが甘い大会だった」と反省した。

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