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大の里、土俵際で横っ跳び!大栄翔との1敗対決制して優勝争いトップ守る 宝富士も1敗キープ

2024年05月19日 17:50

相撲

大の里、土俵際で横っ跳び!大栄翔との1敗対決制して優勝争いトップ守る 宝富士も1敗キープ
<夏場所8日目>大栄翔(手前)をはたき込みで下す大の里(撮影・久冨木 修) Photo By スポニチ
 大相撲夏場所は19日、東京・両国国技館で8日目の取組が行われ、新小結・大の里(23=二所ノ関部屋)は西前頭筆頭の大栄翔(30=追手風部屋)との1敗対決にはたき込みで勝利。7勝1敗と勝ち越しに王手をかけ、優勝争いトップをキープした。
 今場所1横綱2大関を破る快進撃を続けている大の里は、大栄翔に押し込まれながらも土俵際でひらりと横っ跳びして勝利。「押し込まれたけど落ち着いていた。相手が見えていた」と振り返った。9日目は平戸海と対戦する。

 西前頭4枚目の宇良は大関・豊昇龍に寄り倒しで敗れて2敗に後退。豊昇龍は5勝目を挙げた。平幕の宝富士は竜電を寄り切りで下して1敗をキープ。湘南乃海は御嶽海に押し出しで敗れて2敗となった。

 大関・琴桜は平幕の王鵬との激闘の末、押し出しで勝って6勝目。王鵬は6日目に霧島、前日は豊昇龍と2日連続結びの一番で大関を破っていたが、この日は最後まで攻め続けられず3勝5敗となった。

 今場所は3年ぶり三役復帰の朝乃山と春場所で110年ぶりの新入幕優勝を成し遂げた尊富士が初日から休場。2日目から横綱・照ノ富士と大関・貴景勝、3日目から平幕・高安、7日目には大関・霧島と関脇・若元春が休場し、三役以上9人のうち5人が不在の異常事態となった。高安はあすの9日目から再出場し、結びで大関・豊昇龍戦が組まれている。

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