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パリ五輪男子20キロ競歩代表の浜西諒が5000mで日本新記録「メダルを狙える位置」

2024年05月19日 04:00

陸上

パリ五輪男子20キロ競歩代表の浜西諒が5000mで日本新記録「メダルを狙える位置」
東日本実業団陸上競技選手権の男子5000メートル競歩で日本新記録を樹立した浜西(撮影・中村 和也) Photo By スポニチ
 【陸上 東日本実業団選手権第1日 ( 2024年5月18日    埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場 )】 パリ五輪男子20キロ競歩代表の浜西諒(24=サンベルクス)が男子5000メートル競歩で18分16秒97の日本新記録で2連覇を達成した。男子100メートルでは元日本記録保持者の桐生祥秀(28=日本生命)が予選3組で10秒50をマークし、準決勝は棄権した。
 浜西はスピード強化の一環で出場した5000メートルで20年に池田向希が記録した記録を約3秒更新した。「池田さんが記録を出したとき、同じレースに出場していた。超えられたのは自信になる」と語った。初めてレースで試した厚底シューズも好感触で五輪へ収穫十分。スーパーマーケットで青果担当を務める24歳の成長株は五輪でも「メダルを狙える位置」と力強かった。

【男子100メートル】
 桐生はスタートで出遅れるも、余裕を持って駆け抜けた。4月から40度近くの高熱や腰の違和感に悩まされ、満足のいく練習が積めなかった。「無事に一本走れて良かった。スパイクを履き始めて今日で3日目。確認のために走った」と振り返った。今後は薄底のスパイクで6月の布勢スプリントや日本選手権で五輪参加標準記録の10秒00突破を狙う。「パリに向けて、個人でもリレーでも活躍したい」と力を込めた。

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