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宇良は2敗に後退 幕内で過去4勝4敗の大関・豊昇龍に寄り倒される

2024年05月19日 18:03

相撲

宇良は2敗に後退 幕内で過去4勝4敗の大関・豊昇龍に寄り倒される
<大相撲夏場所8日目>宇良(奥)を寄り倒した豊昇龍(撮影・松永 柊斗) Photo By スポニチ
 【大相撲夏場所8日目 ( 2024年5月19日    両国国技館 )】 優勝争いトップに並んでいた西前頭4枚目の宇良(31=木瀬部屋)は大関・豊昇龍(24=立浪部屋)に敗れ、2敗に後退した。
 豊昇龍とは幕内で過去4勝4敗の五分。立ち合いは低い体勢で踏み込み、深い前傾の左差し。右張り差しの相手に右上手を与えなかった。ここで左も使って相手の左腕をたぐったものの、これに乗じて一気に前へ出た豊昇龍に寄り倒された。

 ABEMA大相撲中継で解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「宇良は左差しで持ちこたえてほしかった。たぐる動きは相手を呼び込むのと一緒。土俵際で残して網打ちにいけるような間合いでもなかった。大関(豊昇龍)は、ここぞと(勝機を)逃さずに一気に出ましたね」と指摘した。

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