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【陸上】400m障害の豊田兼 初Vでパリ切符!日本歴代3位47秒99!父の出身地フランスでの夢舞台へ

2024年06月28日 19:37

陸上

【陸上】400m障害の豊田兼 初Vでパリ切符!日本歴代3位47秒99!父の出身地フランスでの夢舞台へ
<陸上 日本選手権 第2日目>男子400メートル障害決勝、優勝を果たし、拳をつきあげる豊田兼(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【陸上・日本選手権第2日 ( 2024年6月28日    新潟・デンカビッグスワンスタジアム )】 男子400メートル障害決勝が行われ、110メートル障害との“二刀流ハードラー”豊田兼(21=慶大)が、日本歴代3位となる47秒99で初優勝を飾った。今大会までにパリ五輪参加標準記録48秒70を突破する48秒36をマークしており、日本陸連の規定で代表に決定した。
 今春の東大合格者12人を数え偏差値70を超える東京・桐朋高を経て慶大4年在学中。フランス出身の父と日本人の母を持つ21歳は、1メートル95の恵まれた長身を生かして日本屈指のハードラーに成長。「(2種目)両立してやれる選手は自分しかいない」と自負し「新しいロールモデルとして両立したい思いがある」と語っていた。

 陸上では、12年ロンドン大会の山縣亮太以来となる現役慶大生の五輪出場が決まった。過去の日本人では前例のない障害2種目での五輪出場も現実味を帯びる。自身のルーツである場所での夢舞台へ「なじみのあるフランスというのは自分にとってモチベーション」。まず1種目で切符を得て、強敵ひしめく30日決勝の110メートル障害へ向かう。

 ▼豊田 素直にうれしい。目標にしていたのが48秒台、まさか7秒台に入るとは思わなかった。パリ五輪(切符)を勝ち取ることができて満足している。優勝で内定は分かっていたけど、パリで戦うために前半飛ばした。

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