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“はりひな”混合ダブルスまさか初戦敗退…日本勢の連覇届かず 張本「本当に悔しい」

2024年07月28日 00:30

卓球

“はりひな”混合ダブルスまさか初戦敗退…日本勢の連覇届かず 張本「本当に悔しい」
まさかの初戦敗退に終わった早田ひな(奥)張本智和組(ロイター)
 【パリ五輪第2日 卓球 ( 2024年7月27日    パリ南アリーナ )】 日本勢の連覇がいきなり消滅した。混合ダブルス1回戦で、張本智和(21=智和企画)早田ひな(24=日本生命)組は、北朝鮮ペアと対戦した。
 世界ランク2位で第2シードの“はりひな”は出場ペア中、最下位の第16シードの格下と対戦。世界ランクも持たない“未知の脅威”に、第1ゲームでいきなり6連続失点の波乱の出だし。5―11で落とすと、第3、4ゲームも奪われ、大ピンチに陥った。

 崖っぷちの第5ゲームは終盤まで接戦となったが、10―12で屈した。敗退が決まると、張本はがっくりとうなだれた。

 21年東京五輪は水谷隼・伊藤美誠組が、卓球で日本勢初となる金メダルを獲得。花の都・パリで、“はりひな”も世界一を見据えていたが、いきなり夢はついえた。

 早田は「特に緊張とかは感じずに入れたけど、情報量が少ない分、ちょっと自分自身が迷ってしまったり。男子選手の威力が思っているより凄かった。自分が攻めても倍にして返されたり、張本選手の方に男子選手や女子選手からカウンターをされたり。北朝鮮の選手が凄いなっていうのを感じた。五輪のためにどの選手も仕上げてきていると思う。そこを超えられなかった」と肩を落とした。

 張本は「今日は特に相手の男子選手のプレーが凄かった。あのプレーは混合だけでいえばトップ10に入るぐらいの、本当に想像を絶するようなプレーだった。本当に悔しいけど、あのプレーをされたら、ちょっと仕方ないかなと思う部分もある」とうなだれた。

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