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角田夏実 金メダル“かみしめ”涙あふれた「自分を信じて」たどり着いた最高の景色「国歌を聞いた時…」

2024年07月28日 02:11

柔道

角田夏実 金メダル“かみしめ”涙あふれた「自分を信じて」たどり着いた最高の景色「国歌を聞いた時…」
金メダルを手に笑顔の角田夏実(AP) Photo By AP
 【パリ五輪第2日 柔道 ( 2024年7月27日    シャンドマルス・アリーナ )】 日本選手団のパリ五輪メダル1号、夏季五輪通算500個目は金メダル!柔道女子48キロ級日本代表の角田夏実(つのだ・なつみ、31=SBC湘南美容クリニック)が27日、決勝で世界ランク2位のバーサンフー・バブードルジ(24=モンゴル)と対戦し、伝家の宝刀である巴投げで技ありを奪い勝利。最後までニッポン柔道の強さを示し、五輪初出場で悲願の金メダルに輝いた。
 表彰台の一番高い所から見えた景色は特別だった。笑顔でセレモニーに登場した日本柔道女子代表最年長の角田は、君が代を聞きながら大粒の涙を流した。

 そして悲願の金メダルの重さを確かめ、そしてメダリスト4人でメダルをかむポーズで記念撮影。再び笑顔が戻った。「国歌を聞いた時にじわっと来ました」

 大会前には「初めてのオリンピックで、いつもの試合では感じられないような緊張や不安があります。オリンピックだからこそ感じられるもので、それを楽しめるくらいの準備をしてきたと思っています。応援してくださる皆さんの声を力に、最後は自分を信じて、いいパフォーマンスができるように頑張ってきたいと思います」と語っていた角田。「自分を信じて」。何度も口にした言葉を、階級を変えてたどり着いたパリ五輪の舞台で貫き通してつかんだ金メダルだった。

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