×

パリ日本メダル1号王手!48キロ級・角田夏実が準決勝進出 強すぎ3戦連続一本 完璧巴投げに静寂→騒然

2024年07月27日 19:58

柔道

パリ日本メダル1号王手!48キロ級・角田夏実が準決勝進出 強すぎ3戦連続一本 完璧巴投げに静寂→騒然
<パリ五輪 柔道>女子48キロ級、畳に向かう角田夏実(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【パリ五輪第2日 柔道 ( 2024年7月27日    シャンドマルス・アリーナ )】 女子48キロ級日本代表の角田夏実(つのだ・なつみ、31=SBC湘南美容クリニック)が27日、準々決勝で地元フランスのシリヌ・ブクリ(25)と対戦し開始1分に巴投げで一本勝ち。3試合連続一本勝ちの完璧な柔道で準決勝進出を決め、日本選手団パリ五輪メダル1号に王手をかけた。
 過去の対戦成績は角田の2戦2勝ながら、相手は地元フランスの期待を背負った25歳。会場はブクリが登場すると鳴り物や手拍子による盛り上がりを見せ、角田にとっては完全アウェーとなった。

 開始からちょうど1分。ブクリの体が宙を一回転した。角田が完璧な巴投げで一本勝ちを決めた瞬間、会場は一瞬の静寂の後に地響きのような大歓声が巻き起こった。柔道大国・フランスのファンもうならせる伝家の宝刀で、角田は悲願のメダルに王手をかけた。

 初戦でナタシャ・フェレイラ(25=ブラジル)と対戦した角田。開始早々の組み手争いで右目を痛めた素振りを見せた。しかしそこから得意パターンに持ち込んだ。開始30秒すぎに必殺技の巴投げを決めて技あり。そのまま腕ひしぎ十字固めで一本勝ちを決めた。パリ初戦は45秒の快勝。柔道人気の高いフランスのファンを沸かせた。

 2回戦ではジェロネー・ホワイトブーイ(28=南アフリカ)と対戦し1分8秒、腕ひしぎ十字固めで一本勝ち。2戦連続一本勝ちで準々決勝進出を決めた。

おすすめテーマ

2024年07月27日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム