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【バレー男子】日本VSドイツは2-2で最終セットへ 第4セット、大激闘28-30で落とす

2024年07月27日 17:54

バレーボール

【バレー男子】日本VSドイツは2-2で最終セットへ 第4セット、大激闘28-30で落とす
<日本・ドイツ>第1セット、サーブを放つ石川(撮影・岡田 丈靖) Photo By スポニチ
 【パリ五輪第2日 バレーボール男子1次リーグC組 日本―ドイツ ( 2024年7月27日    パリ南アリーナ )】 52年ぶりの五輪金メダルを狙う世界ランキング2位の日本は、初戦で同11位のドイツと対戦。17―25と第1セットは落としたが、第2セットは25―23で取り返すと、第3セットも25―20で連取。しかし、第4セットを28-30で失い、フルセットにもつれこんだ。
 第1セットは相手の強烈なサービスに対してレシーブが乱れる場面があり、8連続ポイントを奪われるなど、終始リードされて第1セットを落とした。

 第2セットは一進一退の展開。9―12と劣勢に立ち、タイムアウトに立った。だが、ここから動きが一変する。4連続ポイントで逆転すると、互いにポイントを取り合う展開となった。勝負所となった22―22から石川祐希がバックアタックを決め、最後も石川が決めて、セットカウントを1―1のタイに戻した。

 苦しい中で第2セットをとったことで、序盤は流れをつかんだ日本に対し、ドイツも食い下がる展開に。それでもエースの石川が要所でスパイクを決め、逆にドイツのエースのグラントをブロックで止めるなど、終始リードを奪い、取り切った。

 第4セットは点の取り合いから、中盤にドイツの連続ポイントが続いた。粘り強くラリーを展開し、石川のスパイクで21-21の同点に追いついた。しかし、28-30と及ばず。フルセットに突入した。

 これまでのドイツとの対戦成績は日本の17勝19敗だが、14年から6連勝中。それでも6月5日のネーションズリーグ予選ラウンドで対戦した際は、フルセットにもつれる激闘の末、石川と西田がともに21得点を挙げた日本が3―2で逆転勝ちしていた。

 1次リーグ残り2試合は、日本時間31日午後8時に世界ランキング8位のアルゼンチン戦、同8月3日午前4時に世界ランキング5位の米国戦が組まれている。

 【バレーボールの五輪開催形式】
 1次リーグは出場12カ国が4カ国ずつ3組に分かれて1回総当たりで実施。各組上位2カ国と3位のうち勝利数、勝ち点、セット率、得点率などの成績による上位2カ国の計8カ国が準々決勝に進出する。1次リーグの成績によって8カ国を順位付けし、準々決勝の組み合わせを決定。1位通過の成績最上位は3位通過の2位と対戦する。

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