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【ハンドボール男子】日本がクロアチアに惜敗 残り0秒決勝点献上 日本前監督率いる因縁対決善戦も

2024年07月27日 22:33

ハンドボール

【ハンドボール男子】日本がクロアチアに惜敗 残り0秒決勝点献上 日本前監督率いる因縁対決善戦も
ハンドボール<日本・クロアチア>ボールを投げ込む安平光佑(右、ロイター)
 【パリ五輪第2日 ハンドボール男子1次リーグA組   日本29―30クロアチア ( 2024年7月27日    パリ南アリーナ6 )】 36年ぶりの自力出場となった日本は27日、1次リーグ初戦でクロアチアと対戦し、29―30で敗れた。
 36年ぶりの自力出場となった「彗星(すいせい)ジャパン」。前半は中盤まで一進一退の攻防となったが、13―13から5得点連続で奪って突き放し、前半を18―13で折り返した。

 後半もGKの岡本大亮が顔面で相手のシュートを止めるなど、気迫のディフェンスを見せたが、クロアチアの猛攻にあい、一時24―25と逆転を許した。しかし、後半終盤にGKを外しての7人攻撃に出るクロアチアに対し、粘り強いディフェンスで対抗。後半残り2分を切って同点という接戦となったが、最後の最後で決勝点を奪われた。公式記録のゴール時間は60分だった。

 クロアチアを率いるのは、前日本代表監督のダグル・シグルドソン氏だった。シグルドソン氏は16年リオデジャネイロ五輪でドイツ代表を銅メダルに導き、17年に日本代表監督に就任。東京五輪を経てパリ五輪まで契約が残っていた。予選を突破し、パリ五輪まで半年を切った今年2月に電撃辞任。同氏はその後、クロアチア監督に就任。日本は16、17年にも監督を務めたカルロス・オルテガ氏が監督に就任した。

 五輪で金メダルを2度獲得している格上に対し、初戦で金星を逃した。東京五輪では、1勝4敗で1次リーグ敗退。だが、この試合のように、攻守で一体感を出せれば、目標の「ベスト8」進出にまだ望みはある。

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