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美ノ海 沖縄出身の初優勝消える 優勝力士未輩出の11府県の一つ 大の里に押し出されて4敗後退

2024年07月27日 19:34

相撲

美ノ海 沖縄出身の初優勝消える 優勝力士未輩出の11府県の一つ 大の里に押し出されて4敗後退
大の里に押し出され4敗目を喫した美ノ海(撮影・長嶋 久樹)  Photo By 代表撮影
 【大相撲名古屋場所14日目 ( 2024年7月27日    ドルフィンズアリーナ )】 3敗の平幕・美ノ海(31=木瀬部屋)が関脇・大の里(24=二所ノ関部屋)に一方的に押し出されて4敗に後退して優勝圏外に去った。美ノ海は沖縄県うるま市出身。全国47都道府県中、宮城、福井、静岡、岐阜、滋賀、京都、和歌山、島根、徳島、宮崎と並んで、優勝力士を輩出してなかったが、その返上は秋場所以降に持ち越された。
 単独首位の照ノ富士(32=伊勢ケ浜部屋)が敗れて2敗に後退したため、勝っていれば千秋楽でも優勝の可能性があった。取組後、美ノ海は「(自分の意識の中では)それは何日も前からないですね」。入幕5場所目でもあり、結びから3番目の取組にも「(普段と取組)時間が違う。調整が難しい」と初々しい印象を語った。

 ところが、一方的な相撲内容には悔いを語り、「立ち合いでアゴが上がった。もうちょっと自分の相撲が取れていれば」。場所は千秋楽を残すのみだが、修正の必要性を強調した。

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