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総合馬術の日本が銅メダル! 競技前に馬体検査で減点 5位転落から巻き返した 日本勢92年ぶり

2024年07月29日 20:39

馬術

総合馬術の日本が銅メダル! 競技前に馬体検査で減点 5位転落から巻き返した 日本勢92年ぶり
人馬一体の好走にガッツポーズの大岩(ロイター)
 【パリ五輪第4日 馬術 ( 2024年7月29日    ベルサイユ宮殿 )】 総合馬術の団体でメダルを狙う日本に、まさかの事態が発生した。29日に行われる最終種目の障害馬術を前に、北島隆三(乗馬クラブクレイン)の馬が馬体検査をクリアできず、20点を減点された。2種目を終えて団体3位だった日本は5位に下がった。
 馬術での日本勢の表彰台は32年ロサンゼルス五輪の障害飛越個人で金メダルを獲得した西竹一以来、92年ぶりとなる。快挙へ2種目は人馬一体の好走を披露していたが、まさかの展開に。北島に代わってリザーブの田中利幸(乗馬クラブクレイン)が出場する。

 田中は全ての障害をミスなく飛越する好走。タイムオーバーでの減点はあったが、「楽しくコースを回れた。最初に出ると聞いた時は鳥肌が立った。スーパーな馬なので自信を持っていた」と話した。

 続く戸本一真(日本中央競馬会)が減点0の快走でメダル圏内の3位に再浮上。3人目の大岩義明(nittoh)も人馬一体の走りを見せ、115・80点で銅メダルを決めた。英国が91・30点で金メダル、フランスが103・60点で銀メダルだった。

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