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【バレー男子】日本 5日に準々決勝イタリア戦 難敵も弱点はサーブレシーブ

2024年08月05日 12:00

バレーボール

【バレー男子】日本 5日に準々決勝イタリア戦 難敵も弱点はサーブレシーブ
石川祐希(中央)ら男子バレー日本代表 Photo By スポニチ
 バレーボール男子は3日に1次リーグが終了し、8強が出そろった。C組3位の日本は全体8位で通過し、5日午後1時(日本時間午後8時)からの準々決勝で、全体1位の22年世界選手権王者イタリアと対戦することが決まった。攻守でハイレベルな強敵に対し、日本はサーブで崩して攻撃へとつなげられるか。また、前戦で途中交代した石川祐希(28=ペルージャ)は復活するのか。大一番がいよいよ始まる。
 相手はイタリアに決まった。けん引するのはセッターのジャンネリだ。石川が加入したイタリア1部の強豪ペルージャの司令塔で22年世界選手権MVP。2メートルと長身でブロックでも貢献度が高い。

 ロマーノはランク5位の54得点と好調。2メートル11のミキエレットは23~24年イタリア1部の得点ランク1位。ガラシはブロックで9得点と堅固な壁を築く。

 全ての面でハイレベルな難敵だが、弱点を挙げるとすればサーブレシーブ。1次リーグの成功率は8チーム中2番目に低い46・01%。サーブで崩してブレークにつなげたい。

 過去の戦績は27勝41敗。五輪では7回対戦し2勝5敗でソウル大会以降は5連敗中。東京五輪では1―3で敗れた。ただ、その後は際どい戦いが多く、昨年のネーションズリーグ3位決定戦では3―2で競り勝った。

 日本は1次リーグ1勝2敗と苦しんできたが、西田がランク2位の59得点と絶好調。石川、高橋藍は本調子ではないが、イタリア1部リーグの経験を生かす絶好機。「メダルを目標に掲げているので強いチームに勝てる準備をしたい」と話した石川は真価を問われる一戦になる。

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