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MGC1位の小山直城は23位に涙 「またここに戻ってこられるように」 男子マラソン

2024年08月10日 17:27

マラソン

MGC1位の小山直城は23位に涙 「またここに戻ってこられるように」 男子マラソン
 男子マラソン 23位でゴールする小山直城=パリ(共同) Photo By 共同
 【パリ五輪第16日 男子マラソン ( 2024年8月10日    パリ市庁舎―アンバリッド(廃兵院)の42.195キロ )】 男子マラソンが行われ、昨秋のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)1位の小山直城(28=ホンダ)は2時間10分33秒で23位に終わった。赤崎暁(26=九電工)が2時間7分32秒で日本勢トップの6位、大迫傑(33=ナイキ)は2時間9分25秒で13位だった。
 「8位入賞を目指している。全員がライバル。ケニア、エチオピアを意識。ウガンダも意識している」と意気込んでいた五輪初出場の小山だったが、10キロ過ぎに先頭集団から遅れ、中間地点は3番手で通過。後半に粘ったものの、上位との差を縮めるには至らなかった。

 急激なアップダウンに石畳と難しいコースだったとはいえ、タイムは自己ベストの2時間6分33秒から4分も遅かった。レース後は悔し涙を流し、「登りに対応できなかった。登りに入った途端、一気にきつくなった。今回、相当きつい思いをしたけど、またここに戻ってこられるようにしたい」と成長を誓った。

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