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パリ五輪 女子マラソンの前田穂南が欠場 右大腿骨疲労骨折 強行出場は「今後の選手生命にも関わる」

2024年08月10日 18:18

マラソン

パリ五輪 女子マラソンの前田穂南が欠場 右大腿骨疲労骨折 強行出場は「今後の選手生命にも関わる」
前田穂南 Photo By スポニチ
 日本陸連は10日、女子マラソンの日本記録保持者・前田穂南(天満屋)が11日に行われるパリ五輪の女子マラソンを欠場すると発表した。
 右大腿骨疲労骨折のため。日本陸連による経緯説明は以下の通り。

 【日本陸連による経緯説明】

 7月31日の練習において右大腿部付け根付近に張りを感じましたが、強い痛みでなかったため、調整しながら本番に向けた練習を行っておりました。チームドクターに連絡をとりながらの練習を行い、診察や画像検査は選手村入村のタイミングで行うこととしました。

 8月6日、チームドクターの診断、レントゲン検査、8月7日にエコー検査を実施しましたが、大きな所見は確認されず、引き続き様子を見ながら調整練習を行いました。

 しかしながら、その後も症状が改善されないことから、8月9 日にMRI検査を行ったところ、大腿骨近位に信号変化が認められ、右大腿骨疲労骨折と診断されました。

 チーム、コーチ、選手と話し合い、この状態でマラソンに出場することは今後の選手生命にも関わる重大な問題であるため、本連盟として欠場を判断いたしました。

 なお、補欠解除指定日(8月2日)時点では上記の通り選手は本番に向けた調整練習を行なっており、8月2日に補欠解除をいたしました。そのため、補欠選手との入れ替えはございません。

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