やっぱり貫いた巨人愛 長野ロッテに断り

2008年12月04日 06:00

野球

やっぱり貫いた巨人愛 長野ロッテに断り
ロッテに入団拒否の連絡を入れたことが分かったホンダの長野久義外野手
 ロッテからドラフト2位指名されたホンダの長野(ちょうの)久義外野手(23)が3日、ロッテに入団拒否の連絡を入れたことが分かった。4日には山下スカウトの2度目のあいさつを受けるが、5日に正式表明する。同社の安藤監督がロッテ側に入団断りの電話を入れた。
 10月30日のドラフトで交渉権が確定。バレンタイン監督自らドラフト会場から埼玉・狭山の合宿所に直行して指名あいさつしたが「気持ちの整理ができていない」として長野は同席しなかった。その後、11月24日に瀬戸山社長らが入団交渉。契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1500万円の最高条件を提示したが同席した長野は態度を保留。ホンダが新チームをスタートさせる8日までに結論を出す予定としていたが、“巨人以外なら残留”の思いは覆らなかった。
 長野は日大4年の06年ドラフトで日本ハムに指名されたが入団を拒否してホンダに入社。これで2度目の入団拒否となり、来年ドラフトで再度指名を待つことになる。瀬戸山社長は「長野君のことを思えば、今回プロ入りするのが正しい選択だと思う」と話したが翻意は困難な状況。右の即戦力野手は今オフの補強ポイントだっただけに、チームにとっては何とも大きな痛手となる。

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