花巻東・伊藤が“珍記録” 初回無死一塁で登板 6安打「完封」

2018年04月01日 05:30

野球

花巻東・伊藤が“珍記録” 初回無死一塁で登板 6安打「完封」
初回無死一塁から登板し、完封勝利を挙げた伊藤 Photo By スポニチ
 【第90回選抜高校野球大会3回戦   花巻東1―0彦根東 ( 2018年3月31日    甲子園 )】 花巻東・伊藤が“完投ではない完封”の珍記録を達成した。先発の新田が先頭打者に3ボールから頭部死球を与え、次打者にも2ボールとして降板。救援した横手投げ右腕はシュートを駆使し、10回まで6安打で零封した。2月6日に練習で左足首を骨折し手術。大会に間に合った背番号11は「コースを突いて打たせて取れた」と喜んだ。
 公認野球規則には「1回無死無失点のときに代わって出場した投手が無失点のまま試合を終わった場合、完投投手ではないが完封の記録が与えられる」とある。プロ野球では阪神・上田二朗が72年5月9日の大洋戦で記録。メジャーでは1917年にアーニー・ショア(レッドソックス)がベーブ・ルースの後を受け1回無死一塁から登板、走者が盗塁死するとその後26人を完全に抑えた例がある。

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