大逆転の智弁和歌山 名将・高嶋監督も予想外「ちょっと無理かなって気持ちに…」

2018年04月01日 14:13

野球

大逆転の智弁和歌山 名将・高嶋監督も予想外「ちょっと無理かなって気持ちに…」
<智弁和歌山・創成館>延長10回裏2死一、二塁、智弁和歌山・高嶋監督(右)は黒川の飛球を見つめる Photo By スポニチ
 【第90回選抜高校野球大会・準々決勝   智弁和歌山11―10創成館 ( 2018年4月1日    甲子園 )】 第90回選抜高校野球大会第9日は1日、甲子園球場で準々決勝4試合が行われ、第2試合は延長戦の末、智弁和歌山が創成館(長崎)に11―10で逆転サヨナラ勝利。両軍計30安打が飛び出した壮絶な乱打戦を制して、準優勝した2000年以来18年ぶりの4強入りを決めた。
 智弁和歌山にとっては、序盤に5点リードを許し、中盤に1点差まで詰め寄るも再び突き放される苦しい展開。春夏通じて3回の優勝を果たしている智弁和歌山の名将・高嶋仁監督も「言葉では『あきらめるな』と言っていたんですが、ちょっと無理かなって気持ちにはなりました」と苦笑い。「練習してきたことが甲子園で通用するかどうかやってみろと言っていたので、選手がよく頑張ってくれた」とナインをねぎらった。

 投げては6回から登板し5回3失点、土壇場9回には同点適時打を放ったエース平田については「平田が頑張ってくれた。打撃の方で食らいついていってくれて、あれがナインを発奮させてくれた」と賛辞を送ったが、それでも「負けてもいいから夏のために何かをつかめって話をしながら来たんですが、まだ勉強しないといけないところがある」と反省も忘れなかった。

 10回逆転サヨナラ打の黒川は「野球の神様が見ていてくれた。何点取られてもあきらめない、智弁和歌山の野球ができたと思う」と満面の笑みで喜びを語っていた。

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