広輔 また決めた 早くも2度目V撃!お立ち台「立ちすぎですね」

2018年04月02日 05:30

野球

広輔 また決めた 早くも2度目V撃!お立ち台「立ちすぎですね」
<広・中>5回2死一、三塁、勝ち越し2点二塁打を放った田中(左)にビシエドも脱帽? Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   広島8―3中日 ( 2018年4月1日    マツダ )】 開幕戦のVTRを見ているようだった。広島・田中が勝負強さを発揮し、3連戦で早くも2度目の決勝打。13年ぶりの開幕3連勝に貢献し、これまた2度目のヒーローインタビューで本拠地の歓声を浴びた。
 「(お立ち台に)立ちすぎですね。味方がいい形でつないでくれたので、何とか1本と思っていました」

 同点の5回2死一、三塁の好機。カウント2―1から左腕・笠原の外角低めスライダーを逆らわずに振り抜くと、打球は右から左方向への風にも乗って左翼・アルモンテの頭上を越えた。

 「タイミングをうまく合わせて、前のポイントでさばくことができた」。自画自賛の勝ち越し2点二塁打。振り返れば3月30日の開幕戦でも同点に追い付いた6回に左越え2点二塁打を放ち、4年ぶりの開幕星を呼び込んだばかりだった。

 状態の良さが打球方向に表れている。計5安打を放った開幕3連戦。「逆方向に飛んでいる時はいい状態。調子を判断する上でのバロメータ」と話す通り5本すべてが中堅から逆方向への当たりだ。

 4―2の7回無死一塁ではフルカウントからの二ゴロで走者を進め、ダメ押しの4点攻撃をお膳立て。リードオフマンとしてだけでなく、状況に応じてポイントゲッターやつなぎ役も担う打撃センスはキラリと光る。

 菊池も今季初安打と初打点を記録し、タナ・キク・マルがそろい踏み。「3人で引っ張ろうという気持ち。こういう試合を増やしたい」。主力の新井を故障で欠き、鈴木も万全でない中、頼もしい限りだ。(江尾 卓也)

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