由伸監督 リクエスト成功で流れ呼んだ 一塁セーフ判定覆り併殺

2018年04月02日 11:14

野球

由伸監督 リクエスト成功で流れ呼んだ 一塁セーフ判定覆り併殺
<巨・神>4回無死一塁、一塁に駆け込む大山(右)。判定はセーフもリクエストで覆りアウトに Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人3―2阪神 ( 2018年4月1日    東京D )】 巨人・高橋監督の勝負勘がさえた。2点目を失った4回。なお無死一塁で、大山の遊撃へのゴロは併殺かと思われたが、一塁の判定はセーフ。ここでリクエストを申請した。
 「やってみないと分からないところ。(権利を)取っておいてもしょうがない。思い切っていきました」。判定は覆り併殺打に。流れを断ち切ると、直後に岡本の逆転3ランが生まれた。

 6回には2死一、二塁のピンチで野上を代えた。球数87球。交代期は難しかったが沢村が1回1/3を完全投球で応えた。

 先発マスクにはルーキー・大城を抜てき。開幕2試合で正捕手・小林が4打数4安打2四球の全打席出塁をしていたが、2戦とも3回までに4失点していた。この日、大城は交代する7回までを2失点と起用に応えた。新戦力に貴重な経験を積ませ、小林に時間を与えることに成功。指揮官の動の采配が勝利を呼んだ。(川手 達矢)

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