工藤ソフト投壊…12失点 摂津、岡本に怒「思い伝わらない」

2018年06月06日 05:30

野球

工藤ソフト投壊…12失点 摂津、岡本に怒「思い伝わらない」
<ヤ・ソ>2回1死一、三塁、山田(右)に左越え3ランを打たれた摂津(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【交流戦   ソフトバンク6―12ヤクルト ( 2018年6月5日    神宮 )】 怒りを押し殺しながら、クラブハウスに向かった。今季ワーストタイの12失点で大敗。ソフトバンク・工藤監督は「打たれる日もある。技術がないのか、精神的にパニックになったのか。何とかしようという思いが、あの2人からは伝わってこない」と厳しい表情で語った。
 2週間ぶりの先発となった摂津は3回までに6安打5失点でKO。「最少失点でいけなかった。チーム、野手に申し訳ない。俺のせいです」と肩を落とした。2年ぶりの復活勝利を挙げた5月22日の西武戦では毎回走者を背負いながら、要所を締めて5回無失点の好投を見せた。だが、この日は追い込んでから4安打を許すなど、粘りきれなかった。

 4回から登板した2番手・岡本は四球を挟んで6連打を浴び1回7失点。序盤の大量失点で、ワンサイドゲームになった。7回まで毎回安打を許し、3者凡退は一度もなかった。打線は4回までに3点を挙げ、追い上げムードをつくったが、12失点はあまりにも重すぎた。

 交流戦の開幕戦から続いていた連勝は6で止まり、ヤクルトに6勝1敗で並ばれた。4年連続の交流戦最高勝率を狙うチームにとって後味の悪い敗戦となったが、切り替えて臨むしかない。

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