西武・栗山、球団新1807安打 石毛の記録抜く「打席では忘れていた」

2019年09月01日 08:30

野球

西武・栗山、球団新1807安打 石毛の記録抜く「打席では忘れていた」
3回1死、右前打を放つ栗山(撮影・吉田 剛) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   西武10―5ソフトバンク ( 2019年8月31日    メットライフD )】 球団史を塗り替える偉大な記録にも、一塁ベース上の西武・栗山は表情を変えなかった。石毛宏典の球団記録を更新する通算1807安打。3回1死から松田遼の初球カーブを右前に運んだ。「打席では記録のことは忘れていた」。頭の中はチームのことで埋め尽くされていたが、拍手と大歓声に包まれると、脱帽して応えた。
 西武一筋18年目。「偉大な先輩たちを超えることは無理で、数字上超えたということです。ある程度、長くやらないと超えられない」としみじみと語った。ベテランは「去年とも違う勢いがある。(追う側は)気持ち的にワクワク、ドキドキ」と確かな手応えを感じている。 (川手 達矢)

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