V3王者・広島がBクラス転落危機に直面…背後に迫る虎とついに2差 4安打のDeNAに逆転負け

2019年09月01日 22:39

野球

V3王者・広島がBクラス転落危機に直面…背後に迫る虎とついに2差 4安打のDeNAに逆転負け
<広・D>久々のマウンドも6回3失点で降板の薮田(右から2人目) (撮影・奥 調) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   広島2―3DeNA ( 2019年9月1日    マツダ )】 3位の広島がDeNAに2―3で逆転負けを喫し、3カード連続の負け越し。再び貯金が1に目減りした。首位・巨人との7・5ゲーム差は変わらなかったが、2位・DeNAに3・5ゲーム差と離されるとともに4位・阪神には2ゲーム差と詰め寄られ、昨季までリーグ3連覇を成し遂げた王者がBクラス転落危機に直面した。
 広島は初回、2死一、二塁から会沢の左翼線二塁打で先制し、3回には1死二塁から鈴木の左翼線二塁打で追加点。試合前まで今季2完封を含む4敗を喫している天敵・今永からリードを奪ったが、勝ち切れなかった。

 昨年5月31日の西武戦以来458日ぶりとなる先発マウンドに上がった薮田がリリーフ登板から中3日で100球を投げる力投を見せたが、2―0で迎えた6回にソトに痛恨の同点2ランを被弾し、逆転も許した。4安打で3点のDeNAに対し、広島は相手を大きく上回る11安打を放ちながら2得点どまり。

 1点を追う7回、先頭・サンタナが左前打で出塁し、代走・曽根で勝負に出たが、続く三好の送りバントが痛恨の併殺打に。8回には1死から長野の痛烈なピッチャー返しが今永のでん部を直撃して今永が降板、続く鈴木も2番手・国吉へのピッチャー返しで打球が再び国吉に当たり、国吉も降板。3番手・エスコバーのけん制悪送球もあって1死二、三塁としたが、松山が三振し、会沢が四球で歩いて2死満塁となったが、メヒアは遊ゴロで得点はならなかった。

 9回も4番手の守護神・山崎に対して2死から代打・安部がピッチャー返しした打球が山崎の体に当たり、西川の内野安打で一、二塁と同点のチャンスを広げたが、8回に長野の代走に出ていた野間がこの試合の初打席で初球を打って二ゴロに終わって万事休した。

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