「立浪部屋」は24時間オープン! 中日春季キャンプで指導する立浪和義氏、根尾育成に意欲

2020年12月22日 05:31

野球

「立浪部屋」は24時間オープン! 中日春季キャンプで指導する立浪和義氏、根尾育成に意欲
2020年の中日北谷キャンプで、視察に訪れた野球評論家の立浪和義氏(右)と話す根尾昂内野手(椎名航・大阪編集部) Photo By スポニチ
 来春の中日キャンプで臨時コーチを務めるOBの立浪和義氏(51)が、伸び悩む根尾昂内野手(20)の育成に一肌脱ぐ。高卒2年目の今季も、わずか9試合出場にとどまり、打率.087と一軍の壁に苦しんだ。同氏は「期待が大きかっただけに本人も焦って、くすぶっているところがあると思う」と分析したうえで、「愛の手」を差し伸べる。
 「(キャンプでは)ずっと一緒の宿舎で同じような生活をすることになる。聞いてきてくれて吸収しようとしてくれる子は教え甲斐もあるし、教えやすい。部屋に?そうですね」

 さわやかな笑顔が「立浪部屋」の門戸開放を意味する。グラウンドでは遠慮する場面があっても、個人レッスンならハードルは下がる。同じ右投げ左打ちの中距離打者とタイプも同じ2人。根尾にとっては、通算2480安打の神髄に触れる、またとないチャンスだ。

 「速い真っすぐを打てるかどうかが課題。真ん中からインサイド、このボールが引っ張れるようになればレギュラーを取れると思う。まず下半身を使って打つためにどうしたらいいか。今から考えながら指導したい」

 青写真を口にする同氏の瞳も輝いている。「ミスター・ドラゴンズ」の薫陶を受けた「NEW根尾」の姿が待ち遠しい。

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